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貯蓄から投資へ
~大増税時代を生きるために~

何故、私たちは「資産形成」をしなければならないのでしょうか。

単純に儲けたいから?
そうではありません。理由は大きく2つあり、1つは超低金利時代だからです。右図のように昔は、銀行や郵便局に預金をすれば高金利・高利回りで安全・安泰で投資なんてする必要がありませんでした。しかし、現代の超低金利で預けているだけではインフレリスクに対応出来ません。

そしてもう1つは、「人生90年」が当たり前の時代を迎え、公的年金をはじめとする日本の社会保障制度が、徐々に崩壊へと向かっているからです。日本に厚生年金保険法が制定され、 民間企業で働く人の年金制度が始まったのは1954年のことです。当時の平均寿命は男性が63.41歳、女性が67.69歳でした。60歳から年金受給がスタートしても、男性が受け取れるのは、平均でわずか3年程度にすぎなかったのです。  今のように、平均寿命が男女ともに80歳を超えている状況下では、公的年金の受給開始年齢が引き上げられるのは当然ですし、医療費の個人負担も増え、国も今の制度設計のままでは、もはや公的年金の未来が厳しいことを知っています。すでに国の借金は1,000兆円を超え、社会保障費は膨らみ、それらを捻出する為に大増税時代へ突入しました。長く健康に生きる事はとても大切ですが、長く生きてしまった事により「豊かな老後」が迎えられない所か、寝たきりであったり、お金がない事で普通の生活も送れない可能性も十分にある、そんな時代だからこそ「貯蓄から投資へ」の意味を私たち一人一人が、改めて考えてみる必要があるのです。